日本・カザフスタン友好議員連盟、カザフ訪問〔4日目 最終日〕

こみやま泰子

◇バイベク・アルマティ市長との会談

カザフスタン最後の公務は、バイベグ・アルマティ市長との会談となりました。
アスタナへの遷都が行われる以前の首都だったアマルティ市は、人口約200万人で、現在でも特別市と認定されており、「南の首都」とも呼ばれ、2011年冬季アジア五輪、2017年冬季ユニバーシアード大会の会場となるなど、経済・文化の面からも発展し続けています。
市長は、7月6日が首都の日(ナザルバイエフ大統領の日)のためにアスタナでの式典がありましたが、私たちとの会談のためにアマルティへに戻って来て下さいました。
バイベク市長は43才、前職がヌルオタン党第一副総裁で、2008年6月ナザルバエフ大統領訪日時に大統領府儀典局長として同行来日されており、本年4月にもアルマティ市代表団を率いて日本を実務訪問し、小池都知事と懇談されたとのこと。いずれカザフスタン共和国を背負って立つ人物となられることでしょう。

◇その他

今回の訪問には、カザフスタン下院対日議員連盟のセイドゥマノフ議連会長やクアンガノフ、各地の議員等との連絡調整くださいました。
移動距離も多く、その間のカザフスタン事情の説明や、到着が遅れアポイント時刻の変更など、常に手配をしてくださいました。
多くの友好議員連盟が存在しますが、実際の議員外交は、あまり一般には知られておりません。
今回はカザフスタン側にお世話になりましたが、訪日された議員団へも関係友好議員連盟が対応するのが、通例となっております。いきなり政府と政府、公と公だけで政治が進められるものでもありません。
このような地道な各国との交流があるからこそ、日本政府要人の平和的、実務的な活動に繋がるのだ確信しています。
友好議連の意義を思う受け止め、国会議員として議員外交の重要性を再認識した視察でもありました。
また、日本人抑留者墓参、宇宙基地視察なども通じて、多くの学びを得た視察でもありました。

バイベク アマルティ市長
市長と
市長との懇談
グリーンバザール入り口、衣料品から食料品まで揃う市場
果物や野菜1
なぜか握手、ウズベキスタンからのナッツ類扱っています
名産のチョコレート、ハチミツなどを取り扱う店。計り売りもしているので現地の方々は並んで購入するとのことでした
果物や野菜2
街角のお店
流しのタクシーはなく、ヒッチハイクの要領で乗り合うとのこと
アスタナ万博の広告
アマルティの新しいビルが並ぶ地域 目の前にはスキージャンプ場がある
スキージャンブ場
アマルティ市1
アマルティ市2
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