4日午後からは、カザフスタン共和国上下院議長、カザフスタン側の両院友好議連の会長等要人との会談機会を得ました。
1)13:00~、セイドウマノフ下院対日友好議連会長、アシムバエフ下院議員が用意された、カザフスタン料理で昼食を食べながら懇談。
アシムバエフ議員(下院外交委員長)は、ともに国連の非常任理事国として、軍縮、核不拡散への共同歩調を取ること、北朝鮮のミサイル発射に対しては、北朝鮮への抗議に同調されました。人生初、強い個性ある臭いの馬乳酒・駱駝酒での乾杯を経験しました。カザフスタン流歓迎とのことで、“頑張り”ました。
2)15:00~、二グマトゥリン下院議長との会談
54才の新進気鋭の議長で、下院の対日友好議連に48名のメンバーがいると報告あり、議長の他に4人の議員とも、日・カザフにかかる各種課題について言葉を交わしました。
日・カザフ国交樹立25周年の記念すべき年に、2017アスタナ万博視察に来られたとして、とても歓迎いただき、更に2025年に大阪万博に立候補している日本応援を明確にしてくださいました。
3)16:00~、トカエフ上院議長
「セミパラチンスク支援東京国際会議」等の機会に数度の訪日歴があり、アベノミクスに関心が高く、デフレ脱却、インフレターゲットを評価されていました。日本の衆参両院も、それぞれ独自性や特色を感じることがありますが、カザフスタンにおいても上院・下院議員の雰囲気の違いを感じました。
4)17:00~、ダリガ・ナザルバエヴァ上院対日友好議連会長
昨年11月ナザルバエフ大統領訪日に同行された大統領の長女で、上院議員。来日した時に河村会長と迎賓館でご一緒し、その折アスタナ万博訪問の約束をいたしました。
ナザルバエヴァ議員は、以前からご家族と訪日され、京都や日本食についてもよくご存じで、とても日本通であることに驚きと喜びの感嘆の声があがりました。日本・カザフスタン両国の議員交流の活性化や直行便の実現に努力することに対し意見が一致。
5)20:00~、クルムハメド・ヌルオタン党第一副総裁
今年5月に来日された際は、私はお会いできなかったのですが、議連として会合開催し、意見交換をしていましたので、友好議連との再会は大いに盛り上がりました。
レストラン「Qazaq Gourmet」にて大歓待していただきました。今回の訪問に関してご尽力賜り、今後の日本・カザフスタンの友好親善においても頼りになる副総裁です。
カザフスタンの民族音楽演奏とウオッカの乾杯、カザフの歌が贈られたので、私は能楽「猩々」の謡い、河村会長も日本の歌をお返し。カザフスタン式の歓迎は、深夜まで続きましたが、これこそ議員外交の醍醐味かもしれません。
カザフスタン上院議場も拝見させていただきましたが、シャンデリアがあり、各議員席から発言できるようになっているなど先進的な議場でもありました。
会談にて1 | 会談にて2 |
会談にて3 | 議連訪問団 |
議場内にて | 議場内の様子 |
左が駱駝酒 右が馬乳酒 | カザフ語で小宮山泰子 |
民族音楽演奏 | レストランにて |