【プレス民主 号外 2007年9月13日版】

こみやま泰子

◆9月12日安倍総理突如の辞意表明を受けて

 安倍総理の所信表明演説が9月10日、衆参両院で行われ、これに対する各党代表質問が始まる12日、本会議前の民主党代議士会では、登壇する鳩山由紀夫幹事長と今ではミスター年金とも呼ばれている長妻代議士が、質問への意気込みを表明した直後、国対委員長を始め党幹部に慌ただしい動きが見えるとともに、会議は休会となりました。そして安倍総理が辞意を表明したことが伝えられた。

◆辞任しても、テロ特措法の問題点は何も変わらない。

 KY(空気が読めない)のまま安倍内閣は終了します。
 民主党小沢代表が会談に応じない事も辞任の理由として挙げていましたが、そもそも昨日の昼前に初めて自民・民主の国対委員長間で党首会談が話題に上がり、その30分後には「辞任速報」。全く不可解です。

◆安倍総裁を選んだ議員は責任とるべき

 このサプライズ辞任で、国会は完全に空転。しかしテロ特措法期限も、追い詰められている高齢者や障がい者等の厳しい生活、国内外の自然災害、発覚し続ける年金と税金のムダ遣いなど活発に議論すべき時期に国会空転では、まずは国民に申し訳ないと謝るべきでしょう。
 安倍総裁の体(胃腸)が弱いのは、永田町では有名だったし、政治的経験の浅さや疑問視される手腕もわかっていながら自民党議員の方々は自民党総裁・内閣総理大臣に選んだのです。選んだ方々も安倍総裁と同様に先が読めなかったのであり、結果、今の混乱を招いた責任があります。

◆解散総選挙すべき

 総理は辞任会見で局面を打開と言ったが、一番の混乱を招いたのは自民与党です。
 この国政の空転・混乱を収めるには、もはや国民の民意を問うた上で内閣を形成するしかありません。つまり小泉→安倍→自民党総裁選挙と、またしても衆議院総選挙をしないまま総理を選んではならないのです。
 一刻も早い解散総選挙を行うべきです。

◆国政の現状を伝えてまいります

 12日、16時から有楽町マリオン前で開催した緊急街頭演説会に私も参加。突然にも関わらす長妻代議士の演説には人だかりができました。参加後、私はその場より川越へと帰り、川越駅東口でも街頭演説を行いました。
 「外に出て民意に訴える民主党」として、これからも国政の現状を地元でお伝えして参ります!
 私達、民主党は「生活が第一」の理念に沿った政治を実現するためにも政権交代を目指します。皆様のご意見をお待ち申し上げますとともに、ご支援ご協力お願い申し上げます!

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