【プレス民主 号外 2007年5月版-1】

こみやま泰子

 GWはいかが過ごされましたか。
 今年は、旧上福岡での自民党県議会議員逮捕などショッキングな事もあり、あまりゆっくり過ごした感じもなく、私のGWは終了しました。
 今朝の駅頭から、「政治は生活を守るためにある」と気合を入れて後半国会に向かいます!

◆6月23日、圏央道開通

 ついに念願の八王子ジャンクションが開通します!
 私が県議会議員になり、初めて質問してからも約12年が経ちました。用地買収や猛禽類生息地への対応、環境に優しい新しい構造の開発など、時代とともに様々な問題と直面し、私の父親の頃からの計画ですから、開通までずい分と長い時間が掛かっています。
 入間市では、鶴ヶ島インター開通で大幅な渋滞緩和が達成された事を参考にすると、この開通で今後の環境負荷軽減にも寄与出来ると期待します。

◆経済効果260億円!

 関越道と中央道が約30分で繋がることで得られる経済効果は、年間260億円とも試算されています。優れた製品を作っても、消費地へ運搬しなくては利益となりません。地域活力を向上させるとともに、国際競争力をつけるためにも、国内物流は重要です。
 民主党がマニフェストに掲げる「高速道路の無料化」を実現することで、さらに効果が見込めると考えます。

◆広がる交通網と高まる期待

 また今年12月には、首都高中央環状新宿線(池袋~渋谷)の開通と更には今年度内に圏央道の鶴ヶ島JCT~川島インターの開通も予定されています。
 これで更に大きく交通の流れが変わり、ますますの地域発展の可能性が広がります。
 高速道路は天下りやファミリー企業のためでなく、国民生活や経済活動など公共に寄与すべきです。民主党は、社会保険庁も含めムダな「天下り禁止」の法律案を国会に提出しています。

◆白州次郎 『プリンシパルのない日本』

 社会保険庁の看板の付け替え法案、国民投票法案、教育基本法関連3法案、米軍再編特措法案など日本の根幹に関わる重要な法律案が、与党自民党により、いとも軽々しく扱われています。
 先人達の知恵や熱い思いに触れたくて、改めて『プリンシパルのない日本』を読みました。
・産業界の占領ボケ
・国家補助金を当てにするな
・現実を直視する勇気と信念
など、見出しを見るだけでもドキッとします。
 世界の中で名誉ある地位から、日本は遠ざかりつつあります。
 国内に目を向けてみれば、地域では医療・教育・雇用や年収など個人間の格差にとどまらず、地方自治体の間にも格差の固定化が始まり、問題が表面化しています。明らかに政策の失敗であるのに、政府はそれを認めません。こうしたことが政治不信につながっているのでしょう。

◆日本一新の好機です!

 この7月には参議院選挙が行われます。一昨年の総選挙では約770億円の公費が掛かりました。皆様の税金が用いられるこの選挙の争点は皆様の関心の高い政策課題を中心に据えられるべきです。
 政権交代の一番のメリットは、過去の失敗を明確に指摘し、政策転換を速やかに行える事です。
 埼玉から日本一新を目指します。
 皆様のご意見をお待ち申し上げます!

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