【プレス民主 号外 2006年2月版−2】

こみやま泰子

◆メール問題と政倫審に思う
 いわゆるメール問題の波紋が広がっています。同時期、2人の議員を例に『議員の発言の重さ』の影響を考えています。
 一方は軽率とのご批判も免れない若い永田代議士(と民主党)。他方は自民党が証人喚問を拒否したため政治倫理審査会の場でやっと弁明に立った伊藤元国土庁長官です。元長官という豊富なキャリアはその言動が判断に大きな影響を与えた可能性は否定できないでしょう。
 どちらも疑惑・疑念が感じられる件を捨て置いてはならないと思います。追及する側も、可能な限りの入念な調査、準備が必要です。また議員も自らの行動を説明する事が求められています。
 衆議院は各委員会で政府提出の法案審議に向けて動き出しました。テレビ放映が入る予算委員会が一段落しても、これで粉飾決算とホリエモンの関係が変わったわけでも、耐震偽造での疑惑が払拭されたわけでもありません。
 寄せられた様々なご意見を活かし、改めて襟を正し地道に政策本意の政治を行わねばなりません。しっかりとした活動となるよう、今後とも努力していまいります。
◆トリノ・オリンピック、感動を有難う!
 夢と感動を与えてくれたトリノオリンピックが幕を閉じました。
 選手の皆さんには想像を越える大きな期待が寄せられます。世界の強豪や重圧の中、持てる力や技術を出し切ることの難しさが各競技の随所に見られたと思います。
 日本選手が満面の笑みと共に表彰台に上る姿を早く見たいと願い続けた大会終盤、荒川静香選手のフィギュア金メダル獲得という素晴らしい快挙!私はテレビの前で表彰式を観ながら、嬉しくて思わず一緒に君が代を歌いました。
 私も、様々なプレッシャーにも負けずに自分の信念に忠実に、ひたむきに活動し、安心して働き暮らせる日本を創っていきたいという気持ちを強くしました。全力をつくした全選手に心から感謝いたします!

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