【プレス民主 号外 2006年2月版−1】

こみやま泰子

◆秋篠宮妃殿下御懐妊とトリノ五輪開幕
 衆議院予算委員会の質疑中に妃殿下の御懐妊の一報が入りました。日本国民の一人として心からお慶び申し上げます。
 トリノ五輪開会式でオノヨーコさんはイマジンの歌詞を引用し「今こそ行動のとき。世界に平和を広めよう」と述べられ、続いて、英国歌手ピーターガブリエルさんが味わいのある声で唄いあげました。
 平和を願うのはひとりじゃない、また一国で築ける時代でもない。我が国・日本はイラクに自衛隊を派遣しており、また、海底資源や周辺領域の問題もあるという現実をしっかりと捉えていかねばなりません。
 人々に夢と感動を与えてくれるオリンピック選手の活躍に、多くの皆様と共に声援を送ります。 そしてまた私も、彼らの頑張りに負けぬよう、安心して働き暮らせる日本を創るため、国会で精一杯活動してまいります!
◆サラリーマン増税が、話題にならないのは何故?
 テレビ等では、マンション耐震構造計算偽造や皇室典範改定が話題になっています。はたしてこれが現在の日本における最重要課題なのでしょうか。
 今国会の内閣提出予定法案数は八六件。この他に公務員制度改革・教育基本法・まちづくり三法など社会や生活に影響のある法案提出準備が進んでいます。
 今年度予算案には小泉内閣の称する「改革」の下、定率減税の廃止・医療費と年金や健康等保険料負担増・住宅ローン減税の縮小などが盛り込まれています。
 取りやすいところから取る、足りないから取る、というこれら「サラリーマン増税」がもっと問題視されるべきでしょう。
 政府与党には余り話題になってほしくないという意図が強いのだと思いますが、それこそ本当に重要な課題ではないでしょうか。
 税金のムダづかいを徹底的に洗い出すとともに、本当に必要なところにはしっかりと予算を確保できる、そうした予算に基づいた国家となるよう論議を重ねてまいります。
◆朝晩寒い日が続きます。
 まだまだ寒い日が続き、インフルエンザ患者数なども増えている様子です。トリノ五輪での寝不足にもお気をつけいただき、温かくしてお過しください。

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