第1回一新会全国研修会

こみやま泰子

 9月4日から6日までの3日間、箱根にて第1回一新会全国研修会が開催されました。民主党及び無所属の衆議院議員1期目、2期目の53名で発会した政策研究集団「一新会」所属の各代議士並びに事務所スタッフ、そして若手支持者の皆さんの参加による政策講演受講、議員との座談会、スポーツ大会、懇親会などの内容でした。
 この研修会内容は、昨年まで「自由党全国研修会」として開催されていたものを参考に企画・運営されました。研修会全体の中で最も中心的プログラムは、2日目に行われた小沢一郎代議士講演です。
 第1部「どうやって日本を立て直すか」、第2部「どうすれば自民党に勝てるか」の2部構成で、それぞれ講演40分、質疑40分、トータルで160分超に及ぶ講演でした。政権交代を実現してしがらみや利権構造の中にいない政党が本当の改革を実行することが重要。国と地方を合わせた借金は表に出ているもの、出ていないもの、莫大な額であり、このままでは破綻に向かうことが心配されるが、日本人が勇気を持って本気で取り組めば、そうした危機は回避可能だ。自民党に勝つということは選挙に勝つということで、そのための近道とか簡単な方法といったものは無い、とにかく日常的活動をこまめに地道にしっかりと行うというほかにはない。政治家は選挙が強くならなくては、自信を持って発言をすることが難しくなるなどする。信念に基づいてどんどん意見すればそれには批判や反発を受けることがあるだろうが、次の選挙もしっかり勝てるという強い基盤が出来ていればそれが出来る。ごく当たり前の主権国家としての日本を創りあげなければならない。その上での「理想」として、こんどは国家の主権を超越した地球全体規模での共存共栄の社会が目指せればという「夢」を抱いている。等々と講演と質疑の中で述べられました。

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