3月10日、オードリー・タン台湾デジタル大臣特別講演が、科学技術イノベーション議員連盟(会長 青柳陽一郎衆議院議員)の主催で開催。オンライン配信も行われました。
オードリー・タン大臣の様々な言葉や活動実績には感嘆するものがあります。
台湾は国民と政府の間の信頼があるから、素早い行動・対策が実行できたとのお話しに、翻ると日本では「選挙買収、忖度政治、隠蔽など」信頼・信用のおけない問題があることについて、質問をしようかと考えていたところ、「民主主義は引っ張りあいではなく、対話でなければならない」と大臣の言葉。
さらに、大臣は「政府が国民を信頼しなければ、信頼を得られない。そのために政府は賛同にも、批判にも反応していくことが大切」と、台湾での新型コロナ対策の中での経験を重ねて話され、「国民を信じる政府」が必要なのだと、目指すべき「信頼される政治」の方向性が見えた気がしました。
また、大臣の著書にある言葉、政治は「For the peopleから、With the peopleへ」との表現もしっくりくるもので、賛意を持ちました。とても有意義な講演でした。
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