東京国立博物館「きもの」特別展

東京国立博物館にて8月23日まで「きもの」特別展が開催中です。当初、春の開催予定でしたが、新型コロナのため6月30日からの開催となり、7月26日までの前期と、7月28日から8月23日までの後期で展示内容の入れ替えを予定されており、14日、興味深く観てまいりました。
きもの特別展には鎌倉時代から現在まで、時代ごとの美意識と遊び心を鑑賞できるように、篤姫の着物や信長、家康、秀吉の陣羽織など、絢爛豪華なものから、江戸時代の火消し・鳶半纏など実用性とともに粋な衣装、秩父銘仙、X-JAPANのYOSHIKIさんプロデュースのものまで展示されています。
刺繍、意匠、デザインどれをとっても、自由で、勢いがあり、意味がある。江戸の文化の多様性や社会背景など、文化的豊かさが感じられました。明治以降の大量生産の時代、近代のアーティストの挑戦など、きものの社会的位置付けの変化なども感じ、比較出来るなど好奇心を掻き立てられた特別展でした。

会場にて
パンフレット1
パンフレット2
パンフレット3
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