即位礼正殿の儀に参列

こみやま泰子

 22日、今上陛下が御即位を内外に宣言される即位礼正殿の儀に参列するため、宮中に参内する機会を賜りました。早朝より、皇居中庭の旗が倒れるのではなどと思うほどの雨と風、午後弱くはなるも雨。ところが、陛下が高御座に入場される頃、外は明るくなり、雨も止みました。
 議員立法の水循環基本法成立に携わった際、世界で、“水”は、争いのもとにも、平和の礎にもなると感じました。今上陛下は水問題にも取り組まれています。「第1回アジア・太平洋水サミット(2007年)」開会式でも記念講演でも印象的な、お話をされていらっしゃいました。
 2007年講演の際、当時皇太子でいらした陛下は「私は、水が、自分が研究してきた水運だけでなく、水供給や洪水対策、さらに環境、衛生、教育などさまざまな面で人間の社会や生活と密接につながっているという認識を持ち、関心を深めていったのです」等とお話されています。
 台風19号などでの被害は、ダムや堤防などどこか一点に注目した治水でなく、例えば関東平野全体を見て考える様なきっかけともなると思います。台風被災地の傷が癒えるには時間要するところ、「令和」が大きな天災に見舞われることのない、安寧の時代になるよう願っています。
 陛下が国内外に向けて発せられたお言葉にあったように、令和の時代「国民の叡智とたゆみない努力によって、我が国が一層の発展を遂げ、国際社会の友好と平和、人類の福祉と繁栄に寄与する」日本になるよう、私も国会議員として、地道に取り組んで参ります。

招待状
次第
出発前衆議院内にて
亀井亜紀子代議士と
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