奄美の山からの土砂削りだしの影響について伺いました

こみやま泰子

4日、「名瀬測候所の地方気象台への格上げを求める請願署名」提出の件にて、鹿児島県奄美市よりお越し下さった皆さまより、埋め立て用などに奄美大島内の山が削られて、仮置き保管されるなどしていることによる、周辺への影響についても、情報提供いただきました。これら土砂は、流通経路を通じて、(条例などで他県からの土砂が使えないはずの)沖縄県の辺野古埋立用にも一部用いられているのではないかとするお話を他の方から耳にしていたところです。
今回お聞きしたのは、山肌からの赤土流れ出しにより沿岸部でのサンゴに被害が生じている、土砂崩れの恐れなどから、しばしば道路通行止めが生じている、アマミノクロウサギの生息地が削られることにより同ウサギが農地に食物を求め出て来る結果を招いている、など。
赤土流れ出しの影響について、行政は流れ出しの沿岸部ではない地点での調査をもととした見解を示すにとどまっていて、地元住民の皆さんは承知している影響の様子が、広く知られていないなど、気になるお話も多く伺うことができました。
沖縄3区選出の屋良代議士ともご一緒に、お聞きしました。

国会事務所にて
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