青少年問題特別委員会の再設置を提案しています

こみやま泰子

相次いで児童虐待やDV被害が報じられています。
7日、地方創生特別委員会が設置された際、設置取りやめとされた衆議院青少年問題特別委員会を再設置について原口国会対策委員長に提案しました。
子供達の命を守るとともに、密室や緊密な関係性のなかでおこるデートDVなどでも被害が相次いでいることや、老人虐待も含めて、衆議院においても行動すべきだとの問題意識からの提案です。
「青少年問題に関する特別委員会」は、第145回国会(1961年)から、第186回国会(2014年)まで全ての国会で設置されていましたが、第187回臨時国会(2014年9月)に地方創生に関する特別委員会が設置されたときに、設置がとりやめられ、現在に至っています。
当時、女子高生が県営住宅退去を目前に母親に殺された事件や、幼女の誘拐事件が連日報道されていました(数日後、幼女を殺害した犯人逮捕)。子供達が犠牲になっている最中でもあり、私は生活の党所属議員として議院運営委員会理事会で、青少年特別委員会の設置についても提案しましたが、叶いませんでした。
当時の議運理事会メンバーは、私以外、全員男性。理事会の議事録はつくらないこととされており、さらに、設置されない特別委員会に関して以後発言の機会は基本的に無くなります。
海賊テロ対策特別委員会は、2013年通常国会までで、テロ対策について一定の対応が取られたこともあり、以後設置しない方向とされていましたが、マリで日本人男性商社マンの誘拐殺害事件が起こるなどして再設置されたのと比べて、女性や子供達に対する扱いは軽すぎると感じています。
子供達、社会的弱者になりやすい方々のため、特別委員会の設置を提案し続けてまいります。

原口国対委員長と
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