【泰子リポート 2019年2月6日】

こみやま泰子

 1月28日から、第198回通常国会(150日間、6月26日まで)が開会しました。
 開会式は今上陛下の御臨席のもとでは最後となることもあり多くの国会議員が集い、御言葉を拝聴いたしました。
 「平成が戦争のない時代として終わろうとしていることに安堵しています」と昨年末の御言葉とも併せて、国会議員として不戦の誓いを心に刻みました。
 今年は、4月に統一地方選虚(埼玉県議会議員、川越・ふじみ野市議会議員)、7月参議院議員選挙、8月埼玉県知事選挙が予定されています。
 参議院埼玉選挙区は、定数が1名増えます。国民民主党は「ししど ちえ」を公認候補に決定しました。定数4に対して、女性の候補予定者は「ししどちえ」一人だけです。昨年、政治分野における男女共同参画推進法ができたばかりですが、まずは立候補しなくては女性議員は増えません。国際化が進展するからこそ、多様な価値観を政治分野に取り入れることが、政治の活性化に繋がります。
 国民主権・基本的人権の尊重・平和主義・国際協調の原則を守り、国民の生活を守るため同じ思いを持つ仲間とともに、頑張ります。

◆つくろう、新しい答え。

 昨年は自然災害も多く、また外国人単純労働者の受け入れのための入管法改正へも繋がる、森友問題にはじまった政府与党のデータ改ざん・隠蔽、国会答弁回避のための官僚の異動などが明かになりました。
 およそ立憲主義、近代民主国家からかけ離れた与党の対応には呆れるとともに、日本の世界での信頼が揺らいでおり、俯瞰する外交とはいいつつ日本の存在感自体の低下が現実となっています。
 国民民主党は、生活者・働くものの立場にたち”国民に正直な政治”をおこなうため現在の政治を人身一新、政権交代を目指して参ります。

◆2018年度2次補正予算案が衆議院を2月5日通過。

 重要インフラの防災対策を柱に歳出を3兆0351億円追加し、補正総額を2兆7097億円。

【歳出の内訳】
1)防災・減災、国土強靭化 1兆723億円、
2)環太平洋連携協定(TPP)に備えた農林水産業強化 3256億円、
3)中小企業支援 2068億円
 などが主な柱となります。国際機関への拠出金などに加え、自衛隊の隊舎整備費用など「喫緊の課題への対応」として1兆4304億円も併せて計上されています。

 国の補正予算は、財政法第29条で特に緊要となつた経費を支出できるものです。災害関連など必要ではありますが、3年で事業規模7兆円とする緊急対策を盛り込み、財政出動で災害からの復旧や景気対策に万全を期すとしながらも、どんぶり勘定にすぎません。本来は本予算に計上すべきです。

◆民主主義・国際的信頼を崩すデータ改ざん・隠蔽体質

 自民党政権が続くなかで、補正予算・特別会計など規律を拡大解釈し、予算の全体像が判りづらくなりました。
 また、方便の予算理由づけなど、現在、毎月労働統計など表面化してきた様々な「偽装、改ざん」に繋がっていると感じています。
 「決定権者の気に入るフレーズ予算」に予算がつきやすい。第二次安倍内閣になり、予算案を見ていて、「国土強靭化」「地方創生」「女性活躍」「国民総活躍」などのフレーズがついては消えています。
 中身は、このフレーズでなく、もともとの固い予算名で認識され、執行されています。
 その場しのぎの政治姿勢が醸成され、予算案をつくる官僚も「総理・大臣お気に入りフレーズ」を使うことに疑問を感じなくなっているのではないでしょうか。

◆人身一新が一番の政治改革に繋がる

 予算委員会では、毎月勤労統計不正問題が大きく取り上げられています。アベノミクスで言われていたような、景気回復の実感が国民になかったのは、賃金データ操作が行われたとの疑念は深まるばかりです。
 厚生労働大臣も「昨年の実質賃金は大半がマイナスである」(昨年の賃金伸び率 政府公表3.8%、実態は1.4%)と野党による試算のとおりであることを認めました。
 GDPや企業の賃金の試算に影響する統計を正すにも、政治の人身一新を行わなくては、行政側の姿勢が変わりません。
 国民のための政治を取り戻すため、私たち国民民主党はあらゆる可能性に挑戦して参ります。

◆国民民主党と自由党の統一会派結成を活かしたい!

 玉木雄一郎国民民主党代表と小沢一郎自由党代表との間で協議・合意した衆参両院での統一会派、さらなる野党結集にむけての協議もこの一貫です。
 政権を執ることは長年自民党に独占されてきました。
そのなかで急速に失われた実直な行政マンの誇りも取り戻さなくてはなりません。
 昭和から続く手法では、グローバル化に対応しきれない現実と向き合い、多様な人材の長所を活かし合う「新しい政治」をつくるのも、政治の責任です。
 2月24日時局講演会、3月3日共生社会創造フォーラム等、勉強会を開催して参ります。
ぜひご参加ください、そして新しい答えを、ともに作ってまいりましょう。
 皆さまの、ご意見、ご要望をお待ちしています!

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