衆議院国土交通委員会で質問

こみやま泰子

21日、衆議院国土交通委員会にて、「海洋再生可能エネルギー発電設備の整備に係る海域の利用の促進に関する法律案」審議があり、質問機会をいただきました。
本法案は、一般海域の中に指定海域をもうけ、風力発電など再生可能エネルギーによる発電事業を行う際の、海域の占用許可などについて制度を整えるもので、内閣府、国土交通省、経済産業省の共管となります。予算委員会および特命担当大臣を複数抱える内閣委員会以外の常任委員会では、通常大臣は一人だけ出席されて質疑が行われ、他省庁に関わる質問内容となった場合には副大臣、政務官あるいは局長など政府参考人からの答弁となっています。
今回、本法案を国土交通委員会で審議することとなり、石井国土交通大臣とともに、内閣府海洋政策担当の宮越大臣も出席されました。事例としてかなり珍しいところですが、国会審議を充実したものとしていく良い前例となれば、と思います。

【質疑概要】
・洋上風力発電の普及に当たっては、先進的技術を持つ海外メーカーの発電設備を導入することも多いと思われるが、我が国特有の課題として地震や台風等のへの対策が不可欠となり、そのような自然災害に対する海外メーカーの発電設備の安全性確保に向けた方策を問う。
・公募占用指針には原状復帰に関する事項を定めることとされているがどの程度の復旧を求めているのか、また、占用期間が30年と長期に渡る中で、事業者によっては経営破たんや資金不足で施設の撤去ができなくなる場合も想定される。最終的な撤去までを担保した仕組み作りについて答弁を求める。

国土交通委員会にて1
国土交通委員会にて2
宮越大臣
石井大臣

発言の詳細は以下の議事速報をご覧ください。
↓↓↓↓↓<2018.11.22 Upload>↓↓↓↓↓
【議事速報(速記録)pdf】 又は、【議事速報(速記録)text】
※本議事速報は、正規の議事録ではございません。

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