民進党定期大会

こみやま泰子

 12日、民進党定期大会が開催されました。来賓として、神津里季生連合会長、井手英策慶応大学経済学部教授、NPOキッズドア渡辺由美子理事長、アイルランドのアン・バリントン駐日大使から祝辞等を頂きました。
 神津連合会長からは労働者の代表として「次期総選挙勝利に向け、蓮舫代表を筆頭に、民進党の皆さん方が大きな発展に向かうことを心より願う。私たちにとっては民進党しかない。ともに頑張ろう。」 と訴えを頂戴しました。
 井手教授は「経済を成長させて所得を増やして貯蓄で安心を買うというこの自己責任モデルがもう破たんしているわけです。アベノミクスへの対抗軸は決して成長を競い合うことではありません。貧しい人を助けるという常識が通用しない時代がやってきています。生活不安があらゆる人間を飲み込もうとしています。自己責任のこの財政を作りかえ、分かち合い満たし合いの財政にしていく。貧しい人だけではなく、あらゆる人々の生活を保障していく。期待できない経済成長なんかに依存するのではなく、将来の不安を取り除けるような、そういう新しい社会モデルを示してこそ対立軸足り得るのではないのかとわたしは思います。」などと民進党の目指すべき道を提唱頂きました。
 またバリントン大使から「2016年グローバル・ジェンダー・ギャップ指数」で、アイルランドは世界6位で日本は111位。日本が評価を改善できる分野の一つは、国会議員の女性比率だ。大使からはさらに、「アイルランドでは2012年に可決された法律で、立候補者の少なくとも30%が男性、少なくとも30%が女性でなければならないと規定した。今年の国際女性デーのスローガンは「変革のために大胆であれ」。おそらくこれは民進党にとっても、より多くの女性を国会に送りだすために、すばらしいスローガンとなるのではないか。」と心強いメッセージを頂きました。
 会場入口には、新しいキャラクターの着ぐるみさんが、皆さんと記念撮影行われていました。多様な価値観を認められる共生社会をつくるための政治勢力の結集の重要性を改めて感じた党大会でした。

会場にて1
会場にて2、埼玉9区杉村総支部長と
神津連合会長
アン・バリントン大使
井手教授、前原代議士と
会場にて3
新マスコット
増上寺にお参りしました
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