議員連盟「国会がん患者と家族の会」総会

こみやま泰子

 24日、尾辻元厚生労働大臣が代表世話人を務められている超党派の議員連盟「国会がん患者と家族の会」総会が開催されました。
 平成18年、がん対策基本法が議員立法で成立しました。故山本たかし参議院議員が、本会議で、まさしく命懸けの訴えをしたことを契機に全党一斉に動きだし、法案成立まで一気に達することができたものです。この議員立法成立は、私にとって、立法府としての国会の可能性を確信させられた瞬間でした。
 本会(議連)の幹事長役でもある塩崎恭久厚労大臣から、がん対策基本法の課題についての厚労省の取り組みや、地方自治体の条例の状況、今後の課題等への抱負と決意が述べられました。
 またがん患者関係団体からも、様々なご意見を伺いました。
 毎年、「リレーフォーライフin川越」にボランティアとして応援をしていますが、そこで出会った方々から、がん患者の就労の難しさを聞きました。
 患者さんが多様な働き方を選べるような制度もこの会(議連)で提案していただきたいと私から要望発言いたしました。

尾辻先生、塩崎先生、事務局長古川先生
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