衆議院第一議員会館で無国籍者たちの写真展

こみやま泰子

 衆議院第一議員会館ロビーで、UNHCR駐日事務所が無国籍キャンペーンの一環として写真展を開催しています。
 オープニングで国連難民高等弁務官アントニオ・グレーテスさんの講演を伺いました。
 写真展の作品を拝見し、世界に1000万人もの無国籍者が存在する事、無国籍であるがために、生まれながらにして守られるはずの人権や自由、生活を保証してくれる国家の後ろ盾がなく、不安定な状況にいることを思い知らされました。
 社会の中で「見えない人々」として存在していることで、問題が表面化されにくい現実を、改めて「問題化」しなくてはならないと感じました。

【グレッグ・コンスタンティン写真展】
NOWHERE PEOPLE: THE WORLD’S STATELESS 考えてみてください 国籍がないことをー世界の無国籍者たち写真展
http://www.japanforunhcr.org/act/a_asia_thai_n_12.html

【開催日時・場所の詳細 UNHCR駐日事務所ホームページ】
http://www.unhcr.or.jp/html/2014/11/pr141104.html

国連難民高等弁務官アントニオ・グレーテスさんと
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