終戦記念日にあたって

こみやま泰子

 69回目となる終戦記念日にあたって、改めて先の大戦において犠牲となられた内外のすべての人々に対し、謹んで哀悼の意を表します。
 本年も生活の党を代表して、全国戦没者追悼式に出席、献花をさせていただきます。
 国会では、昨年、本年と、大戦以前の戦時法案と似かよった法案が与党等により可決成立しています。日本が戦争の出来る国になって行くのではないかとの疑念と心配の声が多く聞こえています。
 本日の全国戦没者追悼式に出席されるご遺族の平均年齢も70歳を超えたとの事で、直接、戦前・戦中と、戦後日本の現実を伝えられる世代の方が少なくなってまいりました。国会も同様です。
 特定秘密保護法の発端と推測される、自民党の中曽根政権下の1 985年に国会提出した「国家秘密法(スパイ防止法)案」は、世論と自民党の内部でもやり過ぎではないかとの議論が起こり廃案となったと聞いています。 当時と現在では、戦争を直接知っている世代が相当数いるか、自身の親も戦争を知らない世代になっているという社会背景変化があると感じます。
 歴史から学ぶ謙虚さと歴史を冷静に検証をして未来に活かす日本で在りたいと思います。
日本が、これからも平和であるよう、犠牲となられた方々の事を思 い、 「政治は命を、国民の生活を守るために在る」との思いを重ねて議員として生きることを申し上げ、本年の終戦記念日を迎えてのコメントと致します。
  衆議院議員 小宮山泰子

終戦記念日にあたって 生活の党 小沢一郎代表 コメント
http://www.seikatsu1.jp/activity/declaration/20140815ozawa-cmment.html

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