被爆から69年が経ちましたが、埼玉県には、今も約2000人の被爆者健康手帳をお持ちの方がお住まいになっています。
今も尚、後遺症に苦しまれている被爆者の方々にお見舞いを申し上げると共に、原子爆弾の犠牲となられた御霊に哀悼の意を表します。
毎年、炎天下の中での慰霊式ですが、戦禍の中で苦しまれたこと、実際の戦争を知らない私たちに教えていただいているように感じます。県議時代から存じ上げている佐藤県議会議員の、挨拶の「原子力と人類の共存は出来ない」との下りを聞きながら、人間は完璧でないこと、歴史を振り返り過ちを犯すことを知る謙虚さが、必要なのだとの思いを募らせて、献花に向かわせていただきました。
埼玉県原爆死没者慰霊式会場 | 平和の祈りを込めて |