【プレス民主 号外 2011年12月31日版】

こみやま泰子

 今年を振り返るものや、夜には紅白歌合戦と一年を締めくくるテレビ番組表を目にして、まさしく年の瀬だなと感じますが、こうした時期、臨時国会の閉会後も、政治は動き続けています!

◆復興庁、来年3月にも発足

 東日本大震災からの復興に向けて、住宅の高台移転なども盛り込んだ各地方自治体の復興計画が作られています。国においては地震で動いた地盤の測量実施なども実施。さらに、住民に一番近い基礎自治体がまちの将来像について住民のコンセンサスも得てつくりあげる「町の再生」を省庁横断で支援するのが、新しく設置する復興庁です。
 この他、被災地の企業支援なども来年度の予算等に入っておりますので、御注目下さい。

◆自然災害激動の2011を振り返る・・・

 2011年は国内では大雪、新燃岳の噴火、東日本大震災、台風の襲来。海外でも地震や浸水被害などが頻発しました。
 自然災害の前で人間の儚さ、絆を結ぶ素晴らしさを痛感させられました。
 10月には衆議院国土交通省委員会の視察で、2月の大地震の爪痕の残るクライストチャーチ、7年前に津波被害を受けたインドネシアのバンダアチェへ行き、復興庁の運営や成果の実態を見て参りました。
 去年は「神は乗り越えられない試練は与えない。」という台詞が様々な場面で使われました。古来より文殊の知恵とも言います。国会も党派を超え続けて、この難局を乗り越えていけるように、これからもは縁の下の力持ちのような心持ちで頑張ります!

◆由紀さおりさんが世界でヒット!

 『夜明けのスキャット』の大ヒットが有名な由紀さおりさんが、アメリカのジャズオーケストラ“ピンク・マルティーニ”と組んで世界中で大ブレークしています。
 アラブの春やジャスミン革命、ギリシャ危機など様々な衝突が起こった今年、“ル~ルルル♪”と始まるその歌声は、言語がわからなくとも良いものは良いと理解出来ることを教えてくれた大ブレークでした。
 来年も素敵な大ブレークを楽しみに、皆さま健やかな年の瀬をお過ごし下さい!

アーカイブ