【プレス民主 号外 2011年10月5日版】

こみやま泰子

 季節が移り、急に寒くなってまいりました。
 10月は、神無月・神在月・初霜月・時雨月等とも呼ばれます。
 15~16日には、私の地元・川越で360年続く「川越まつり」が開催されます。市内をお囃子の音と共に山車が曳かれる様子と、江戸時代から引き継がれ、祭りを学び守る町衆の心意気も、川越まつりの見所です。
(詳しくは公式ホームページをご覧ください→ http://www.kawagoematsuri.jp/index.html )
 スポーツの秋、食欲の秋、読書の秋・・・今年は色々なことがと起こりましたが、一時でも何か楽しめる瞬間を皆さまが持てる日本になるよう、これからも頑張ってまいります!

◆復興支援の第三次補正予算の行方

 10月21日にも召集の方向で調整と報道された次の臨時国会では東日本大震災の復旧復興に向けた更なる補正予算が審議されます。
 懸念は先の執行部が自公野党と署名合意した決めごとです。この合意を様々な場面で基準として取り上げるため、国会運営が柔軟に進みにくい場面がしばしば生じています。復興に関しては、野党も与党もなく全力で事にあたらなくてはなりません。
 補正予算の詳細についても注目して頂きたいと思います。

◆平成24年度税制改正要望事項に見る国交省の方向性

 9月に取りまとめられた平成24年度国土交通省税制改正要望事項は、
[1]暮らしの安全・安心確保関連税制
[2]成長戦略・地域の経済活性化関連税制
[3]低炭素・循環型社会関連税制
[4]その他要望事項
と大きく4分類されています。
 [1]には新築住宅に係る固定資産税の減額措置の延期や居住用財産の買換え等の場合の譲渡所得課税の特例措置の延長、公共交通のバリアフリー設備に係る特例措置の創設等が入っています。
 不動産や省エネ・グリーン化、どれも経済活性化に繋がるよう、盛り込まれたことが見えてきます。
 全体的には震災復興関連もあり、党内での調整や更なる意見集約を合わせ行った上で、もちろん財務省や野党の出方もありますが、来年度こそしっかりとした税制改正を行えるよう、国会通過させて行きたいと思います。

◆低炭素循環型社会を目指す

 野田内閣で国土交通大臣に就任された前田武志参議院議員は若い頃に埼玉県川越市内に居住されたことがありました。野党時代の党企業団体委員会でご一緒した事もあり、前田大臣には様々な政策分野でアドバイスを頂くなど交流を重ねています。
 下水道法・浄化槽法改正等をめざした勉強会。また耐震化、断熱効率を上げることで環境に優しい住宅を推進する勉強会などを開催し政策を磨き、積み上げてきました。
 国土交通省の来年度予算概要求の内容や税制改正要望からは、これまで前田大臣が温めてきた政策への自信と、実行に向けた強い信念が伺えます。

◆野田佳彦内閣総理大臣のもと、第178回国会が閉会

 朝霞国家公務員宿舎建設凍結ばかり目立ちますが、国会ではすでに来年度予算編成に向けた議論が始まりました。政権交代し2年が過ぎ、やっと落ち着いて議論ができるようになってきたなと感じてます。
 党内での議論、国会内での議論、政府と政権与党の間でも、いずれもよい意味で緊張感のある、しっかりした議論を行うとともに、内容を精査して参ります。
 これからも「安心して暮らせる毎日のために。」全力で活動してまいります。

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