民主党日本インドネシア友好議連のメンバーとしてご招待いただき、インドネシアのユドヨノ大統領の講演を伺いました。
インドネシアと日本とは古くからとても深い親交があります。会場となった政策研究大学院大学(GRIPS)にも多くの留学生を迎えている他、今回大統領の同行訪問団や政府高官にも卒業生がいらっしゃるとご紹介されていました。
グローバル化社会となった現在だからこそ、共生、繋がりが問題を解決していく要素になります。
両国間では、すでに戦略的パートナーシップを結んでいますが、官民共に双方向で交流し、投資も増えています。
今後、貿易額にはより一層拡大の余地があります。日本企業はインドネシアの国情や国民性への理解が深く、インフラ、エネルギー分野への投資も期待されています。
ASEAN内でも、どこか一国が突出するのではなく、共同体として、東アジアの中核を担う国である日本がリードしていく事に期待されていることもお話いただきました。
講演会の締め括りに、戦略的な関係を築いていくのは、お互いに有益だからだ、とのお考えを述べられたことに、心を動かされました。
インドネシアの経済成長率は依然として高く、その市場は世界中から注目されていますが、経済関係だけでなく、互いに人が往き来をすることでより良い関係を創りあげていく新しい外交、交流戦略が必用だと感じました。
講演されるユドヨノ大統領 |