【プレス民主 号外 2010年12月29日版】

こみやま泰子

 時節柄、テレビでは今年一年を振り返ってランキングの発表や紅白歌合戦に桑田さんの出演が報じられるなど年の瀬を実感します。来たるべき年を良い年にするべく、頑張ってまいります!

◆今年の漢字「暑」でしたが、私は「揺」ゆるぎ

 昨年、歴史的な選挙による政権交代が実現しました。お約束した政権公約マニフェストの実現が一筋縄では行かず、思い描いていた新しい日本と現状とのギャップに私自身「戸惑いと焦り」また「挽回」に日々苦心しています。
 様々な問題がおこり、今年は私の気持ちも、政府や党の方針も揺れた一年でした。

◆司法も揺れている

 今年は司法の信頼性も揺れました。
 先日、郵便不正事件で無罪確定した村木元局長が「精神的苦痛被った 」として国賠提訴をされました。
 またデータ改ざんに関与したとされた検事は逮捕起訴に至りましたが、自身が取り調べの対象になった途端に「取り調べ可視化」を訴えたとも伝えられます。足利事件で 再審無罪が確定した菅家利和さんの話を聞きましたが、検察に都合の良い部分だけとなる可能性のある一部可視化ではなく、全面可視化による公正な制度確立は、司法における信頼回復のためにもピンチをチャンスとする機会にしなければならないと思います。

◆「政権交代に期待したものは「何か」を振り返る

 結論から言えば、「新しい価値観への変革」だと思います。
 長く続いた自民党政権下で高度経済成長期には適していた官僚政治システムが構築されました。しかし時代の変化の中でこのシステムとその根底の価値観が疲弊し、変化させるべきと国民の多くの皆さまが期待されたのだと、年末になりつくづく実感します。

◆断捨離に挑戦・・・

 年末になり、今年女性誌で特にはやった“断捨離”に挑戦しようと思い、先日、部屋の本棚に着手。
 後ろから、学生時代や県議時代の写真が束で出てきました。デジカメのない時代なのでネガも出てきて、あ~デジタル化しなくてはと思いつつ、暫く思い出に浸ってしまいました・・・。まだまだ見た目に変わらない状況ですが、私の断捨離挑戦は続きます。
 風邪やインフルエンザ等、はやりやすい季節です。皆さまのご健康を祈念いたします。

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