衆院再議決を受けて行われた街頭演説会に参加

こみやま泰子

 5月13日、衆議院本会議で今後10年間に59兆円を道路特定財源とする法案が自民党公明党により再議決されました。この暴挙をうけて、本会議散会後に、有楽町駅頭で行われた民主党街頭演説会に参加しました。

◆両院協議会で徹底議論すべきでした!

 衆議院と参議院での結論が違うのならば、先ずは衆参両院協議会を設置して、両院の結論から歩み寄れる論点を探るべきであると民主党は主張しました。
 しかし政府与党は、官僚のつくった法案(どのように使うのかも明確でないまま10年間に59兆円を確保)を成立させる事のみを優先させました。

◆矛盾をそのままに再議決の無責任

 そもそも「道路特定財源」とするという再議決は、同日に福田内閣が閣議決定した「一般財源化」とまったく矛盾しています。
 衆議院で前回採決した時とは対応が変わった与党自民党は修正提案を言い出すべき立場にあります。整合性を確保し法案修正するにも「全会派で否決」してから「一般財源化など閣議決定に基づいた修正後の法案を再提出」するべきだったと思います。
 憲政史上、お粗末な先例になったと見なさざるをえません。ここまで官僚主導の政府自民党になったのかと思うと、やはり長期政権の疲弊が現れているのでしょう。
 有楽町駅前では多くの皆様から「ガンバレ」と声を掛けていただきました。一刻も早く政権交代を実現しなくてはと、力の湧いてくる街頭演説会でした。

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