【プレス民主 号外 2007年11月12日版】

こみやま泰子

 おかげさまで、11月9日、衆議院議員となって5年目を迎えました!
 この4年間、様々なことが起こりましたが、国政で活動させていただけるのも多くの皆様のご支援があってこそと心に留め、これからも「住みやすい日本をつくる。」ために日々努力精進して参ります。

◆被災者再建支援法改正案が成立

 12月15日までの会期延長が決まった衆議院本会議で、自然災害による被災者の住宅本体部分への支援金支給を可能にする法律が成立しました。
 数回にわたり民主党が提出していた法案でしたが、これまでは与党自民党が審議に応じてきませんでした。参議院で民主党が第一党になったことを契機に審議・採択を迎えることとなりました。また労働契約法制定なども民主党の意向を取り入れて衆議院で可決されています。
 私たちの主張を反映した法案が可決されるのには感慨深いものがあります。もちろん民主党案をそのまま成立させることが一番望ましく、必ずや次期総選挙で政権交代を達成し実現させたいと思います。

◆小沢代表続投に思う
恥を晒したのだから、更なる命懸けの政治を一緒にするしかない

 代表の辞任発言では多くの波紋を生みお騒がせし、申し訳ありませんでした。
 私たち国会議員は国民の生命を守る使命があります。理想論だけでは国民生活を守りきれないというのが現実です。国民皆様の為ならば、自らは恥をかいても、格好悪いと言われても、務めなければならない時があります。
 この騒動を通じて民主党議員に問われたのは「本気で政権をとり、命懸けで国民生活を守る政策実現をする覚悟」ではないでしょうか。民主党議員だけでなく自民与党議員なども含め、どこまでの覚悟があるのか、タマに疑問に感じます。もちろん私は覚悟しています。

◆「日本のオヤジ動く。」

 これは小沢一郎民主党代表の誕生後創られたメインキャッチコピーのひとつです。
かなり党内評価は高かっ たものの、小沢代表が田中角栄元総理を『オヤジ』と呼んでいた経緯から「まだだ」と却下されました。
 今回、両院議員懇談会での続投表明の際「オヤジになれ」との声が上がっていたのが印象的でした。困ったオヤジもいるでしょうが、いざという時はシッカリ頼みになるのがオヤジというものなのでしょう。
 これから私も勇気をだして「オヤジ(さん)」とよんでみたいと思います。

◆新テロ特措法がまた強行採決…

 本日(11月12日)午後に、与党により「新テロ特措法案」が強行採決との様相になっています。
 米軍への給油量の取り違えや単なるミスでなくて意図的な改ざん疑惑も指摘されている。給油活動がアフガニスタンの治安向上やテロ撲滅には役立っていないことも明らかになってきました。また日本政府は、既にODAで一千億円を拠出しています。
 日本は民生人道的支援こそ積極的に行うべきです。

◆会期延長これからが山場の国会審議!

 9月の自民党総裁選挙により約一カ月審議が遅れている今国会は、これから山場を迎えます。
 障がい者自立支援法改正や年金保険料流用禁止法案、子ども手当法案、肝炎医療費助成法案、農業者戸別補償法案など、参議院選挙で選択されたマニュフェスト実現のため成立を目指す多くの案件が山積しています。
 政治は生活を守るためにあります。本当の改革実現を目指して、これからも永田町の現状をお伝えしてまいります。
 皆様のご意見、お待ち申し上げます。

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