【プレス民主 号外 2007年7月31日版】

こみやま泰子

 ありがとうございました。お力を頂きました皆様に心より感謝申し上げます。
 改めて気持ちを引き締めて「生活が、第一。」と新たなスタートします。

◆「一票」の持つ大きな力

 参議院通常選挙で民主党に60議席を託して頂きました。非改選議院と合わせて計109議席となり 民主党が参議院で第一党となりました。「投じた一票で、政治が変えられる」と実感なさった方も多い と思います。
 しかし、まだまだ「政治が変わる」には道半ばです。第一党と成った参議院とは異なり衆議院では、 増税・弱者切り捨て政策を堅持し続けている与党・自民党が、多数を握っています。ここを変えなくて はならないのです。

◆民主党から参議院議長誕生します!

 国会で先ず変化が生じるのは、民主党から参議院議長が、自民党から副議長が選出される見通しとな った点です。この50年間で初めての構成になります。
 これからご支持頂いた「民主党マニフェスト」に基づいた、法案審議を行っていく事となるでしょう 。

◆過去の実績を検証する

 与党・自民党は“民主党が政治の主導権をとれば、政治が混乱する”と相も変わらずの大合唱をする と予想されます。
 しかし今の日本、「おむすびが食べたい」と言葉を残し餓死される方がおられる現実や年間自殺者数が毎年3万人を越える自殺者があり、中でも経済苦を理由にして命を絶たれる方が7000人にも上ると言われるなど国民生活はまさに困窮を極めています。
 年金、社会保障、所得税・住民税、中小企業政策、農業、医療どこをとっても疲弊させたこの現状を招いている現政権・現与党には、きちんと責任をとってもらわねば成りません。

◆小泉安倍内閣の弱者切り捨て政策が続いている。

 消えた年金、定率減税廃止を実行する一方で大規模農業や天下りだけは救うという現実。
 アフガニスタンでは拉致された韓国人男性が殺害されました。早期の解決が望まれます。また原油高 や円安で夏休みの時期にガソリン価格の一層の高騰が予想され、家計を直撃。
 世界の出来事は複雑に繋がっています。
 農水相の絆創膏や事務所費二重計上すら説明させられない安倍内閣に迅速で充分な対応ができるとは 考えにくく、不安は日に日に募ります。
 先達は『看却下』、『足るを知る』などとした智恵を後世の私達に残して下さいました。国家の品格を考え、武士道にあった「卑怯を恥とする」日本の価値観を政治の世界になんとしても取り戻したいと思います。

◆まだ道半ば、次に向かい一緒に頑張りましょう!!

 8月7日、臨時国会が召集されます。参議院での与野党逆転は例えるならば、開幕前の最終リハーサルです。多少ダメだしもあるでしょうが、確実に新しい時代の幕開けは近づいています!
 引き続いてのご支援ご鞭撻をよろしくお願いいたします!

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