4月25日、経済産業委員会と国土交通委員会の二つの委員会で質問しました。
経済産業委員会では商工中金を株式会社(特殊会社)にするための法案および中小企業信用保険法改正案の審査でしたので、中小企業が元気にな れば、日本経済も元気になるという考えのもとに中小・小規模企業対策の充実を経済産業大臣に要望しました。
商工中金は特殊会社を経て完全民営化となりますが、理事長 は通産省(現経済産業省)からの天下りが慣行となっていましたので、民営化を目指す機会に天下りをやめるべきだと質問、甘利経済産業大臣は、民間会社になれば適材適所で人材をどう生かすか、民営化される商工中金の判断となると答弁しました。
国土交通委員会では県境を超えた広域的地域活性化のための法案について質問しました。愛読している本ですが、「英国の地方分権改革 ブレアの挑戦」を引用して、この法律に基づくプロジェクトも明確な評価基準を設けて、プ ロジェクトごとの評価が明確に示せるよう対応していただきたいと要望しました。
内閣官房の小滝参事官は、必要性、効率性、有効性などの点 から、各省庁の政策評価、進捗状況の把握を取りまとめていきたいと答えました。
冬柴国土交通大臣は、プロジェクトの達成目標の設定、一定年次後の達成度を数字で出し、公表し、多くの目で評価していただくという考えを示 しました。 これまで中心市街地活性化や都市再生プロジェクトについて質問しても、投入した予算、各プロジェクトの評価が明確に答弁で示されませんでしたので、新たに始まる広域的地域活性化のプロジェクトでは、明確な評価が出せるよ う質問しました。
経済産業委員会 | 国土交通委員会 |