「国際ろう者スポーツ委員会(ICSD)アダム・コーサ会長」懇談会・意見交換に出席

15日、全日本ろうあ連盟主催「国際ろう者スポーツ委員会(ICSD)アダム・コーサ会長」懇談会・意見交換に出席しました。2025年、デフリンピック2025東京(2025年11月15~26日、陸上や水泳など21競技予定)の開催が決定し、必要な制度、支援の整備を考える時期となりました。
デフリンピックとは、国際的な「ろう者のためのオリンピック」です。デフ(Deaf)とは、英語で「耳が聞こえない」という意味です。オリンピックと同じように4年に1度、夏季大会と冬季大会がそれぞれ開かれます。
初めて開かれたのは、1924年のフランスの夏の大会で、9カ国145人の選手が出場しています。パラリンピックは有名ですが、デフリンピックはまだまだ知名度が低いのが現状です。今年開催されたデフリンピックには埼玉県から7人が参加して、金メダル取得もしています。
世界から5000人以上の選手が訪日見込みですが、手話言語条例は全国で、約408自治体で採択されているものの、手話で話せる議員も少なく、かつ手話通訳、聴覚障害の宿泊施設でのコミュニケーションツールの確保など課題の抽出と解決にむけて、現実的な活動をしていきたいと思います。

懇談会にて
全日本ろうあ連盟石野理事長と
デフリンピック資料
懇談会の様子
全日本ろうあ連盟石野理事長
懇談会の様子2
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