【プレス民主 号外 2006年5月版−2】

こみやま泰子

◆衆議院 ただ今、バトル中!
 小沢一郎代表のもと、民主党は反転攻勢に入っています。
 与党が提出している「何で逮捕されるかはっきりしない共謀罪・医療費負担増だけは明確な医療制度改正・妥協の産物でしかない教育基本法改正・耐震偽造の根本的解決につながらない建築基準法改正」などの法案に対し民主党は対案を出して議論に臨んでいます。
 最近の一般社会でのセールはむしろ通常時よりさらに魅力的な商品を揃えて行われるものと思いますが、小泉官僚主導政権の永田町や霞ヶ関は昔ながらで、どう考えてもキズありや不良品も混じっている法案の在庫処分の状態です。
 更に審議打ち切り、強行採決を求めてくることは、商品を吟味させることなく売りつけて、売上さえ上げれば後のことは責任を持たないという態度と感じます。
 これに対し民主対案は、将来に通用する内容としています。(詳しくは民主党HPをご覧下さい。)
◆生活保護世帯の各県格差が六十倍
 国の借金が800兆円を超し、下流とセレブ、勝ち組・負け組などの言葉が飛び交う格差社会、これが小泉政治の現実です。
 法律は国会で国会議員により成立しますが、国会議員を選ぶのは一人ひとりの国民の皆様です。こうした間接民主主義を規定する根拠法は言うまでも無く日本国憲法です。
 しかし国民が主権者であると、実感出来ないのも現実ではないでしょうか。この点も問題だと思います。
 年金や医療・教育などは、負担の形でお財布を直撃しますから比較的興味を持ちやすいのですが、是非とも憲法やその改正手続きに拘る国民投票法の議論にもご注目をよろしくお願いいたします!
◆日本代表決定!ジャパンブルーが眩しい!
 浦和レッズからも3選手が代表入り。最近は行けないのですが、私は県議会議員の時にサッカー振興議連メンバーの一員として、浦和へ応援に出掛けていました。
 やはりスタジアムで見る試合は迫力があり、出来ることならばドイツへも行って応援したい気持ちです。残念ながら国会会期中であり、弾丸ツアーも無理なので、気持ちだけスタジアムに飛んで、テレビの前で応援します!
 さて先日、合併で10万人都市としてスタートした、ふじみ野市誕生式典に出席しました。上福岡駅前にコクーンなどの施設も出来て、新しい街になっていく実感が沸きます。
 同時に、国会で都市計画法審議に関して全国各地のまちづくりを研究するほどに上福岡駅北口側などにも見られる昔ながらの商店街も、今後とも町の賑わいに必要だと感じます。
 温故知新、変わって行くモノや変えるべきモノ、変わらないモノ、何れかに片寄ることなく政治も街もそこに集う人が調和共生し、前進していくことが重要です。
 私もみなさまとと共に、フリーフェアオープンな日本の構築を目指し歩んで参ります。どうぞよろしくお願いいたします。

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