7日、立憲民主党 フリーランス支援PT(小宮山泰子 座長 #井坂信彦 事務局長)を開催し、「映画業界におけるフリーランスの現状と課題」を映画監督・スタントマン等からヒアリングを行い、意見交換を実施しました。
朝ドラ「カムカムエヴリバディ」では、日本映画全盛期と衰退期も映し出されていました。全盛期には俳優・監督・スタッフが映画配給会社の専属、言い換えれば正規雇用でしたが、現在は、プロフェッショナルでありながらフリーランスとして不安定な雇用関係が主流となっている上に、不平等な契約で、再放映の場合などに、配当があったとしても微々たる契約となるばあいが現実といった話をうかがいました。AmazonやNetflixなどの台頭で巨大な映像配信市場の影響を受けている映画業界の現状に対して、日本の映画業界の前時代的な契約が、後進に甘んじる原因の一つとなっているとの印象を持ちました。
また、スタントマンが迫真の演技で交通事故再現を見せる交通安全教室で、死亡事故が起きた事例では、ほぼ素人の運転にプロフェッショナルなスタントマンがぶつかるという危ない設定を行う発注者側の存在など、現実は驚くばかりでした。
日本映画・映像産業の発展のためにも、プロフェッショナルなフリーランスの支援策を充実させたいと思います。
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