建築物省エネ法改正案本会議質疑動画をUp。

建築物への省エネ基準への適合義務付の範囲拡大(2021年4月1日施行、従来:床面積2千平方メートル以上、改正施行後:同300平方メートル以上)はじめとした、建築物の省エネ推進のための法律=建築物省エネ法の改正案について議題とされた、衆議院本会議(2019年4月2日)質疑抜粋加工動画をYouTubeにUpしました。
300平方メートル以上の建築物に対して省エネ基準適合を義務化するとともに、義務の対象外となる小規模建築物および住宅については、届出義務、努力義務、建築士から施主への説明義務などを定めることで、省エネ化を後押ししています。
住宅については、省エネ性能を向上させるための、高気密、高断熱化ばかりを志向するのではなく、日本の気候風土のもと、継承されてきた伝統的構法によるなど、風通しのよい、開口部の多い、心地よい、住みやすいと感じる建築も大切にしていきたいと思います。
一見相反するかに思えるものも、現在の基準で反映されていない数値(たとえば湿度の取り扱いなど)や住まい方への価値観とも関係してくるものと考えます。

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