輸入木材の入手難などについて住宅局より説明受けました

最近、建築材料用の輸入木材の入手性が悪化している、というお話を建築に携わられる方々はじめ、多く聞くようになっています。
27日、輸入木材の状況について、国土交通省住宅局より、説明を受けました。今回、東京は三度目の緊急事態宣言下という事であり、オンラインでの説明受けとなりました。
丁度、翌28日、朝刊記事ともなっていましたが、米国あるいは中国などでの旺盛な建築需要とともに、物流増加によるコンテナ不足などもあり、木材不足が生じています。
外材の価格上昇により、相対的に国産材の競争力向上にもつながっているものの、国内での伐採量自体を縮小させて来ていたことから、直ちに量を増やすことも難しい、など、二重三重の事情があります。
必要な木材が持続的に確保されるよう注視していくとともに、世界有数の森林大国である日本国内の資源が有効活用され、温暖化ガスの固定化にも繋がるよう、国産材の活用振興にも努めて行きたいと思います。

【参考】4月28日朝刊記事
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