第203回臨時国会閉会

12月4日、第203回臨時国会は、閣法7法案、議員立法14法案を成立させ閉会。現新型コロナ感染対策など山積する課題のため本来ならば、国会を閉じず、即応体制を維持すべきと野党は会期延長の申し入れをしたが、与党自民党の反対により閉会となりました。
河合元法務大臣夫妻の捜査の過程で、吉川元農水相の違法献金(賄賂)疑惑や、安倍前総理の桜を見る会前夜祭問題、GoToキャンペーン、日本学術会議人事介入など、菅総理就任以降も、数々の問題が残されたままの国会閉会。
41日間の会期で、菅総理が衆参予算委員会などで答弁に立った10日間に、都合の悪い質問に対して「答弁を控える」「答える立場にない」などといった答弁が111回にも上ったとの指摘もあります。通常国会では、議論の成立する答弁が行われるよう願うばかりです。

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