27日、川越青年会議所OB有志でつくる未来クラブの7月例会が、今月で一旦閉館となる川越氷川会館で開催され、山田宮司より講演お聞きしました。川越総鎮守川越氷川神社に併設された川越氷川会館は、川越青年会議所創立メンバーでもある先代山田宮司の当時に建てられました。
川越氷川会館は、ドラマなどで英国大使館の設定で使われたりする洋館で、結婚式披露宴や新年会など人生や年々の節目に多くの方が過ごした思い入れの深い場所です。宮司講演では8月から会館を取り壊して建て替えへと進み、次の百年の爲の「杜」をかたちづくるという計画についてお話しくださいました。
川越氷川神社は、欽明天皇2年の創建と伝えられ、約1500年の歴史があります。室町時代に太田道真・道灌父子により、川越城が築城されて以来、城下の守護神、藩領の総鎮守として歴代城主より厚い崇敬を受けました。これからの川越氷川神社の発展と街の繁栄を心から願っています。
ユネスコ無形文化遺産に登録された、370年の歴史を持つ川越氷川祭は、川越氷川神社の例大祭・神幸祭・山車行事(祭礼)から成り立っています。川越氷川の杜が造られていく、そのスタートに立ち会えることを光栄に思いつつ、自然との共生や都市空間の在り方など考えさせられる深いお話しでした。
講演会場にて | 山田宮司 |
例会次第 | 会館に感謝を込めて |
会館入口ホール | 螺旋階段 |
天井照明 |