川越まつり会館「川越 恐怖の妖怪屋敷」

こみやま泰子

 4日、川越まつり会館で開催されたイベント「川越 恐怖の妖怪屋敷」に、訪問してきました。川越まつり会館の閉館後を利用し、語り部による怖い話しと、妖怪をセットに観客に「涼しさ」を与える2日間のみのイベントです。
 入り口で、魔除けの赤い紙紐を指に巻いてスタート。ペア入場価格の設定もあり、縁結びイベントとしての意図もあるとか。
 私は21時40分最終回に入りましたが、何度も訪れている方もいるそうで、川越市観光課スタッフも頑張るなか、日曜日の夜として、まずまずの成果かと思いました。終了後は、観光課の方々と立ち話で感想と意見交換。
 通常は、川越祭りの山車展示やお囃子の実演が中心ですが、このような時間外イベント開催は、今後の会館の活用に幅が広がるものと期待されます。
 私の大学の卒業論文は「空間活用」がテーマでしたので、この企画は街中の未利用空間の活用が、地域活性化やコンベンション対応に繋がることなど連想され、怖さより、期待と好奇心が膨らむイベントでした。

入口でかっぱと
開催チラシ
赤い紙紐を指に
猛暑対策で無料貸し出しの日傘

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