7月21日、参議院選挙は投開票行われ終了。埼玉選挙区では国民民主党公認にて挑戦した新人・ししどちえさんに多くの皆さまのご支援をいただきながら、次点、落選となりました。ご支援、ご協力に、改めて感謝申し上げます。
国民民主党として厳しい選挙結果となりましたが、8月1日、第199回臨時国会も開会し、党全体として新人3名を含む議員による参議院の会派もスタートいたしました。
これからも「つくろう、新しい答え。」、対決より解決とした、結党時に確認した初心を大切にしてまいります。
8月8日告示、同25日投開票の日程で、埼玉県知事選挙が予定されています。国民民主党では、大野元裕さんへの支持を決定しています。
◆海洋プラスチック問題とESG投資
参院選終了後の7月末、衆議院環境委員会で環境省が関係する環境保護の現場視察を行いました。
西表島と石垣島で、絶命の危機にあるイリオモテヤマネコの保護のため野生生物保護センターや国際サンゴ礁研究・モニタリングセンターを訪問。
またユツン海岸では、環境省レンジャーの指導のもと、海岸漂着物対策の概況説明とともに、実際に全員でゴミ拾いを体験。
30分程で、隣国からの漂着物も含め、大量のプラスチックや漁業関係のゴミが収集されました。
日本からのゴミが他国の海岸に漂着していることも鑑みると、やはり海洋ゴミは世界でともに解決すべき課題だと実感しました。
昨今、SDG‘s(持続可能な開発目標)が世界的に話題になっています。
これと共に、世界の解決すべき課題を環境・社会・企業統治の3つの観点に配慮した責任ある投資、すなわち、ESG投資も成長しています。
環境保護活動が、世界の経済と繋がっているといった認識が、これからの日本には重要なのだと思います。
◆参議院選挙雑感 バリアフリーが進みます
岩手県選挙区において元パラリンピック選手の横沢高徳参議院議員が当選されました。
来年は東京オリパラも開催されるところ、颯爽と車椅子を操る横沢議員に、大いに期待し、活躍を願っています。
また今回の選挙では、れいわ新撰組の躍進が顕著となりました。
重度障がいの当事者が国会議員となり、参議院本会議場の改修がニュースで大きく扱われ、ネット上でも重度障がい者に議員が務まるのか否かと賛否様々な意見が散見されます。
私も重度障がい者の就労支援について、本年の衆議院厚生労働委員会(4月26日)で、法定雇用率達成を事業者に求める、逆に言えば、障がい者の皆さんにも一定率以上働くことを求めつつ、経済活動を行ったら、働いたら生命維持に関係するような介助への支援も打ちきりとなることを指摘したうえで、本年度より、さいたま市が独自で実施している「重度障がい者の就労支援事業」を参考にした制度を国として採用すべきではないかと提案しました。
日本は、障害者権利条約を批准をしていますので、合理的配慮を行うことが求められます。
全国で安定して就労を継続したい障がい者が、社会で自身の存在意義を感じられる施策の実現に向けて、これからもしっかりと取り組んでいきたいと、新議員を見ながら感じています。
◆おまけ ~げた履き骨折~
参議院選挙後に、衆議院環境委員会で、サンゴ礁保全、イリオモテヤマネコの交通事故対策など調査のため、石垣島はじめとして視察に行った際に、誤って転倒し右足を下駄履き骨折(第五中骨骨折)しました。
松葉杖と電動車椅子を活用し、街中や交通機関のバリアフリー状況をチェックしつつ、活動しています。
今後とも、バリアフリーのまちづくりの視点を大切にしたいと思います。
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