佐藤治彦さんを講師に迎えて講演会開催

こみやま泰子

 30日、川越駅東口アトレマルヒロ 7階の小ホール「スペースセブン」にて、経済評論家・コメンテーターの佐藤治彦さんを講師にお迎えして講演会を開催しました。
 金融庁の、年金では2000万円足りないとする報告書について、審議会メンバーの顔ぶれ、並びに報告書の内容から、老後のため、今後のため、生活のための資金を、リスクマネーへと投資させようとする意図が透けて見える事を指摘したうえで、それら資金が決して余裕の資金ではなく、必要な資金であるのだから、目減りする恐れのある運用へと軸足を移すのは危ういので、元本安全かつ税制面で利のある貯め方を行ったり、日々の消費行動の中でも得する方法を取っていくこと、など身近なところからの取り組みで無駄な投資や過剰な保険などを控えてはいかがと指摘。年金受取りとともに、少しのサイドワークの検討や、年金受け取り方法による違いなどに理解を広げること、国民年金制度に盛り込まれている遺族年金や障害者年金による生命保険的意味合いについても触れてお話しいただきました。

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