【泰子リポート 2018年5月9日】

こみやま泰子

 春とはいえ、夏を感じたGW。皆さま、いかがお過ごしになられましたか。私は例年の通り、賑わう地元で過ごしました。
 森友・加計学園忖度問題、セクハラ問題、バラマキ外交を続けているにも関わらず日本の世界における存在が薄くなっていることへの危機感など、安倍一強の政治体制は明らかに疲弊しています。国会においては野党第一党が中心となり野党の国会対策を行います。様々な追及チームが立ち上がり政府与党が明らかにしなかった防衛省の日報の存在が一年越しで明らかにされるなど、一定の成果は見られました。本来、隠ぺい・改ざんなど、本来は政府与党・政権側が国民に対して不明部分を解明し、情報を公開するのが筋ではあります。
 信頼できる政府を取り戻すために、三権分立の一翼を担う国会に議席を持つものとして頑張ります。

◆国民民主党、立ち上げ

 昨年の解散総選挙時、民進党両院議員総会での決定に従い、私は希望の党所属となりました。
 設立間もなく、選挙戦で必要な事務機能の乏しい希望の党・立憲民主党の民進党出身者を徹底して影で支え、ともに戦った民進党の方々とは、政権交代を目指す仲間だとの思いが強くあります。
 政権交代を目指す健全な野党として、新たな政治の流れを生み出すため、5月7日、同じ思いをもつ同志と共に「国民民主党」を結党いたしました。
 これからも国民主権、国民の生活を守るため、活動してまいります。

◆改革中道政党としての国民民主党

 私たちが目指すのは「分断」ではなく「共生」、「独占」ではなく「再分配」です。
 日本のみならず諸外国においても社会の分断が広がる中、時間的・社会的・地球的な共生を重視し、特定の主義主張に偏ることなく、リベラル・保守などの表現を乗り越え、諸問題に対して、現実的に向き合い、国民の生活を守っていきたいと思います。
 国民民主党が掲げる「中道」とは、政策的に「真ん中」という意味ではなく「合意形成を探す努力」を続ける道です。

◆初の両院議員総会

 大塚共同代表は結党の意義と決意を述べるにあたり、趣味が仏教研究であると触れて、玉木共同代表の選挙区が弘法大師(空海)が修行した四国遍路の香川県であることから、弘法大師の言葉「物の興廃は必ず人に由る。人の昇沈は定めて道に在り」を紹介しました。
 続いて、玉木共同代表は四国のお遍路には『同行二人(どうぎょうににん)』という言葉があり、遍路に空海、お大師さんと一緒に回っているということを表すことを紹介され、国民とともに歩んでいく、国民とともに同行二人で歩んでいきたい、と応じました。
 昨年初当選された衆議院議員の自己紹介もあり、初の総会は終始和やかに進行されました。

◆対決よりも解決を

 新聞やネットでは、なんか悲壮感漂う記事が多い国民民主党ですが、党内は、これまでの失敗から学んだことを生かす時だとして、多くが建設的な方法を模索しており、前向きで明るい雰囲気です。
野党の役割として、①国民生活を守るための政権交代を目指し政策をつくることと、②現政権の政策・政治姿勢を検証し、過ちがあれば修正させること、の二つが大きく挙げられます。今国会、野党国対は②に関わる疑念・疑惑への追及に力点が置かれてきたと思います。
 新党においては、激動する世界の中で、日本が国民の利益を確保する提案・次の政権公約をつくってまいります。
 私は、企業団体局長として、日本経済・社会の現場で活動・活躍される皆様のご意見を伺い、課題を解決するための体制づくりに努めていきます。
 国会議員として、課題が解決したとき、作った法律が社会の役に立ったときの達成感はひとしおです。
 戦後追求してきた平和主義と未来をつくる気概を持ち、同志とともに、皆様とともに、「安心して暮らせる日本」をこれからも目指します。

◆<告知・募集>まちづくりワークショップ開催します!

 川越市を題材に自ら<まちづくり>を考え、見える化するワークショップです。
 併せて「政治は生活にある」ことを実感し、市民のエンパワーメントにつなげたいと思います。
 年齢制限なし、学生は夏休みの課題に使うもよし、未来を創造する楽しいワークショップにご参加ください。

  開催日 ①7月16日(月)13:30~
      ②8月28日(火)18:30~
  会 場 ウエスタ川越
  参加費 検討中

※現在検討中につき、詳細は後日HP等で発表します。

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