【泰子リポート 2017年12月22日】

こみやま泰子

 年の瀬を迎えましたが、この一年、みなさまにとってどのような年だったでしょうか。来るべき新年が、皆様にとって本年以上に素晴らしい年となりますこと、ご祈念申し上げます。
 10月、突然の解散総選挙突然の解散総選挙となりましたが、多くの皆様のご支援をいただき、6期目の議席をいただくことができました。
 ご期待にお応えするべく、これからも、生活者、消費者、働くものの立場に立ち、安心して暮らせる日本を目指して活動してまいります。
 本年も多くの自然災害がありました。地元においても、まさに総選挙投開票日となった10月22日、台風21号による大規模な浸水被害に見舞われています。改めて、被災された地域、皆さまにお見舞い申し上げます。
 私も、衆議院国土交通委員会理事・災害対策特別委員会委員として、早期の復旧復興に向けて、努力して参ります。

◆政治は国民の生活を守るためにある。しかし現内閣では違っているのでは。

 閣議決定された来年度予算案では、4月以降の生活保護費の削減が盛り込まれています。シングルマザーなどひとり親世帯への影響が懸念されます。
 食費や光熱費などの「生活扶助費」を最大5%減額するのに加え、「母子加算」も2割削減し月額平均2万1000円から1万7000円に、3歳児未満の子どもへの「児童養育加算」を月額平均1万5000円から1万円に。
 さらにクラブ活動などにあてる「学習支援費」も定額支給から実費のみの支給に変更されます。
 子供の貧困対策の充実と引き換えに、ひとり親世帯への支援の実質減額という矛盾と呼ばざるをえない内容を含む予算案です。
 安倍内閣のもと、社会的セーフティネットは貧弱になっていきます。
 日本は、益々格差の拡大する社会へと向かっています。将来的に日本経済全体を弱体化させてしまうのではないかとの危機感がつのります。

◆バリアフリー法改正、動物愛護法改正、建築基本法案などに取組んでいきます

 昨年、無電柱化推進法や建設職人基本法などを議員立法で成立させることができました。
 水循環基本法も含め、今年は各議員立法で成立した法律のフォローアップをしていますが、引き続き、実社会で役立つように後押しをしてまいります。
 また、来年もバリアフリー法改正などが予定されていますが、2020東京オリンピック・パラリンピックや首都直下型地震の備えのため、必要なインフラ整備、そして訪日観光客4000万人時代に備えて、川越などに代表される街並み保存と活用、伝統的工法を支える法案、施策の推進をしていきたいと思います。
 希望の党では、副幹事長(各種団体委員長)として、様々な業界から現場の声をしっかり受け止め、志同じくする仲間と共に、より豊かな日本を目指し、頑張ってまいります。

◆ご存知ですか?「#猫バンバン プロジェクト」

 暖かい場所が大好きな猫たちは、時として車のボンネットの中にに入り込むことがあるそうです。
 「猫バンバン」は、車のエンジンをかける前に、ボンネットを軽く叩いて猫の命を守ろうという取り組みで、大手自動車メーカーが、2015年にTwitterで呼びかけたのがきっかけで広がっているものです。
 動物愛護法改正に向けて、私も動物殺処分ゼロ議連の副会長として、関係団体からヒアリングを重ねていますが、“バンバン”することで助けられる命、ぜひ、ご協力を宜しくお願いいたします。

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