川越職人市

こみやま泰子

25日、川越職人市が鍛治町広場で開催されました。今年は天気もよく、小学生の子供たちが庭師・鍛治・大工など多くの職人体験をしていました。今回注目したのは、三芳野神社の絵巻に描かれていた江戸時代に使われた鋸が再現され、実施に体験出来たことです。
以前、経済産業大臣に、職人の使う道具を造り、直せる職人がいなくなりつつあり、実態把握と支援をすべきと質し、都道府県毎でのヒアリング等に繋がるなどしました。日本の風土にあわせて発展してきた和風の生活様式の発展があってこそ、素晴らしい技術の伝承と活用に繋がります。
大量生産大量消費から、長く使い続けられるモノづくり・建築が日本の街並みや観光、まちづくりで活かされるべきだと思います。体験後“将来は職人になりたい”と言われたと職人さんが嬉しそうに話してくれました。実際にその道を極めて頂けるような社会にしたいと思います。

再現された鋸を体験しました
再現された鋸
展示1
木組みのジャングルジム
展示2
組み立てと解体を体験。みんな夢中で、楽しそうでした。
鍛冶体験
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