第32回小江戸川越菊まつり表彰式・閉会式

こみやま泰子

 23日、第32回小江戸川越菊まつり表彰式・閉会式が行われました。今夏は日照時間も少なく、難しい環境のなかで見事に菊を咲かせてくれた皆さまに敬意と感謝。菊づくりを続ける市内中学生の作品も年を経る毎に見栄え立派となり、“継続は力なり”ということを実感しました。
 英語・中国語・韓国語での表示が行われましたが、ロシア語も加えてほしいとの要望もあったと報告されました。会場は川越の名刹喜多院境内でもあり、多くの訪日観光客も菊まつりに立ち寄られています。
 春には世界盆栽大会が、さいたま市で開催されましたが、日本の伝統的文化を日本人よりも深く理解、堪能される世界の方々がいることに感動しつつ、その素晴らしさを充分には楽しめないままの日本人の増加という現実は、今後の文化、教育、観光政策を考える上で課題です。

会場にて
表彰作など
会場の看板
多言語表示
表彰式
作品展示
立派な菊の花
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