医療的ケア児保護者の皆さんとの意見交換会

こみやま泰子

30日、ふじみ野市において医療的ケア児増加に関して相談を受けられていた民部ふじみ野市議の声掛けで、医療的ケア児保護者の皆さんとの意見交換会が開催され、民進党県議団と一緒に出席いたしました。
生まれた時から重い障害があり、人工呼吸器の装着や栄養剤の注入など、日常的に医療行為を受けている子ども『医療的ケア児』は、全国に約17,000人います。障害者差別解消法成立以降、インクルーシブ教育の充実・就学の機会均等が目指されます。
また児童福祉法改正で法律上初めて医療的ケア児が明記されました。医療的なケアが必要な子どもたちの増加をふまえ、文部科学省は、できるかぎり本人と保護者が希望した学校に通えるよう、環境を整えることを自治体に求めています。
前日、意見交換会に先立ち、文部科学省・厚生労働省から説明を受けましたが、当事者の皆さまからヒアリングすると、現在の制度が適していないなど、改善すべき点が多くあることがより明確に分かります。
ご一緒した高木県議・田並県議・水村県議・山根県議にも、埼玉県による詳しい実態把握に取り組んでもらえるようお願いさせていただきました。障害を受け入れられない社会・制度に問題があると考えています。問題があれば解決する、その為に政治はあるのだと考えています。

意見交換会にて
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