埼玉県茶道連盟総会

こみやま泰子

23日、顧問を務めさせていただいている埼玉県茶道連盟の総会が開催されました。議事は山口理事長のもとスムースに進行し、今年の平林寺でのお茶会などが決まりました。役員の皆さま、ありがとうございます。
記念講演は、東京国立博物館名誉館員 矢部良明先生「お茶事と茶の湯の美術」について。先日行った「茶の湯展」も茶道具は掛軸、茶碗や花器など、点前で使うものだが、茶道の素晴らしさは茶懐石の陶磁器に特徴があるといったお話しでした。
確かに志野・織部など、形や絵柄などが不定形、四角、抽象的な柄など、茶道において懐石料理は味と共に視覚からも感動を生みます。提供されるのは独自の美意識なのだろうと思います。
料理により、あわせる器を変えるのは、日本料理の特徴でもあります。茶道を学ぶものとして、また日本の国会議員としても、こうした豊かな日本文化を大切にしたいと思います。

総会会場にて
アーカイブ