東京国立博物館で開催中の特別展「茶の湯展」

こみやま泰子

21日、国際ドローン展訪問後に、東京国立博物館で開催中の特別展「茶の湯展」に行って来ました。近年、美術館など時間延長をして仕事帰りに鑑賞が出来るようにしている場所が増えています。東京国立博物館も金曜日・土曜日は午後9時まで開館されており、鑑賞ができました。
音声ガイドを借りて、春風亭昇太師匠の案内で、足利将軍家の茶の湯から千利休の大成させた侘び茶、小堀遠州と松江藩主松平不昧(ふまい)候の茶、近代数寄者(すきしゃ、すきもの)の茶道具など5つのブロック、それぞれ見所満載な特別展でした。
また燕庵の実物大茶室展示エリアは撮影も許されていて、博物館の意気込みを感じる展示に胸踊りました。
数々の天目茶碗や茶杓などの名品、なによりも図鑑でしか見たことのなかった黒塗中棗(棗:なつめ)と黒塗尻張棗は、思い描いていたより小振りですが、縦横・曲線の美しい造詣で、千利休の計算しつくされた感性に接することが出来、感動しました。

東京国立博物館前にて
実物大茶室模型
茶室模型内1
茶室模型内2
会場看板前にて
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