第16回東日本震災子ども支援意見交換会

こみやま泰子

10日、震災から6年、第16回東日本震災子ども支援意見交換会に出席。時間の経過と共に、被災の記憶が薄れつつあります。義務教育の中で被災した子ども達が当事者として自らの経験を自らの言葉で残し、次世代に繋ぐ為に「東日本大震災子ども・若者白書」作成が望まれます。
各省庁説明の中で文部科学省の東日本大震災の被災生徒に対する奨学金事業は福島県外でも利用可能との事で、興味深く報告を聞きました。私からは自主避難につき、子ども被災者支援法の主旨を尊重し、帰還ありきでなく、自ら選択を認める様戻したいと意見を述べました。
川田参議員も熱心に取り組まれていますが、「自分の考え、思ったことを行政、議員に伝えることが、社会を良くするのだから、言ってほしい」と参加された学生さんたちに、エールを送られていました。
被災地の復興はまだまだ道半ばです。私たちは多くを失いましたが、この中から多くを学びました。これからも忘れることなく、共に歩ませて頂きたいと思います。

意見交換会にて
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