笛木醤油創業感謝祭にて醤油樽造りを見学

こみやま泰子

 10日、笛木醤油創業感謝祭が開催され、同日、「醤油の木樽」を造る作業をされていると伺ったので、おじゃまいたしました。
 昨年、醤油樽の箍(たが)を絞められる職人が全国で減っているなか、若手の醤油屋さんらが自ら学び、樽を造っているとお聞きし、予算委員会分科会で伝統産業を支える職人に関する質問をしていました。
 その後、実際に造っている所を拝見したいとおもっていましたので、良い機会となりましした。職人さんも若い方でしたが、笛木醤油の若き経営者も醤油づくりと味への愛情・情熱に溢れていらっしゃって感激しました。この思いが、その土地ならではの味を醸成する樽づくりに繋がったのだと思います。
 木樽は80年以上使われることになるそうです。末永く、郷土の味を育んでいきます。本当に、貴重な機会をいただき、ありがとうございました。

笛木醤油社長、専務、職人さんと
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