22日、衆議院災害対策特別委員会「平成27年9月関東・東北豪雨による被害状況等調査」で、茨城県常総市へ委員派遣被災地視察を行いました。改めて被害に会われた方々の御冥福とお見舞いを申し上げます。
国交省から、決壊箇所の仮堤防と今後の防波堤計画について説明を受けましたが、洗掘された場所もある一方、砂が60cmほど堆積した畑もあり、地域により被害状況が違うことも今回の災害の特徴だと感じました。
決壊した堤防の近くの住宅(空き家)は、1ヶ月経過した今も、そのまま。水没した市役所の一階に入っていた部局は駐車場奥に仮設で対応されていました。
茨城県・常総市、各議会、被災者の皆さまからも直接、在宅者へのメンタルヘルス支援、半壊住宅の支援、農業や商業が生業として復興出来るような支援など、ご要望もお聞きしました。
今後、被災者生活再建支援法・災害救助法などにおける住宅半壊の要件緩和など、現行法の改善策を検討していきたいと思います。高杉市長、ご対応頂いた皆様、丁寧な説明をありがとうございました。
被災現地視察 | 高杉市長と |
60cm程砂が堆積 | 被災地の空き家 |
仮設庁舎 |