通常国会閉会に際して

こみやま泰子

 1月26日に開会し、戦後最長の延長が行われた通常国会が9月27日閉会しました。
 この国会を通じて、立憲主義、労働法制、国会審議の在り方など、これまで積み上げてきた実績や先例が様々な面で覆されてまいりました。
 議会制民主主義は、自然と存在するのではありません。国民主権と共に育まれるべき制度だとの思いをつのらせた通常国会となりました。議会制民主主義で物事をすすめるということは、様々な手続きがあり、ある意味で面倒なものでもありますが、だからこそ権力の暴走を止める熟考(文殊の知恵)が出来るのであり、現代において最善と考えられる制度だと思います。
 国民主権、言論の自由、平和憲法を、守り「民主主義は、これだ!」と国民が心から言える日本にするために、これからも国会の現状等をHP・勉強会等を通じてお伝えして参ります。

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