14日、『戦争被害のすべて解決にむけて「情勢」を共有しましょう「会」』院内集会が開催されました。
集会は、「戦後70年・戦争被害のすべて解決を!実行委員会」主催で開かれ、同実行委員会の副委員長でも有る慶応大学名誉教授の憲法学者、小林節先生より「戦争被害と憲法」の講演が行われるとともに、東京、大阪、名古屋、沖縄など各地から先の大戦で空襲・被曝の体験をされたり、ご家族に被害を受けられた方々からのご発言をお聞きしました。
軍人として戦争で亡くなられたり怪我をされた方ならびにそれらのご遺族については、国としての補償も行われるものの、空襲で亡くなるなどした一般市民については、何ら手が差し伸べられるような政策が取られてこなかったことなど、筆舌しがたいご経験のもとでの悲痛なお話を多くうかがい、戦後70年の節目である今年、通常国会の会期を延長してでもなんとしても取り組むべきは、明日にも採決が強行されるのではないかと目される閣法ではなく、戦争被害解決へと道筋をつけるための立法ではないかと、思いました。
小林節先生の講演 | お話をお聞きした感想を含めて |