「慢性疲労症候群患者の日常生活困難度調査事業」報告会

こみやま泰子

 22日、院内で開催された「慢性疲労症候群患者の日常生活困難度調査事業」報告会に出席しました。
 主催された「NPO法人筋痛性脳脊髄炎の会」篠原代表からはこれまでも、慢性疲労症候群について、痛みや筋力の低下などがあり病院に行くことも出来ず、また診療・治療法が確立していない疾病であると説明をお聞きしてきました。同疾病に対しても、もっと注目し、なんらかの対応を取っていく必要性を感じます。
 報告会で、症状の緩和も伝えられる、新しい治療法「和温療法」について、天野惠子氏からデータを提示しての報告が行われました。体を温め、免疫力を上げるなどするものらしく、疲れに対しても有効とのことでした。
 会場には、車椅子やストレッチャーで来られた患者の皆さんも多数参加されていました。原因解明・医療上の支援など政治が出来ることに努めたいと改めて思いました。

【参考】
NPO法人筋痛性脳脊髄炎の会
旧「慢性疲労症候群をともに考える会」
https://mecfsj.wordpress.com/

静風荘病院(埼玉県新座市)
http://www.seifuso.or.jp/

報告会会場にて
配布資料など
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